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信念


復興をテーマにしたドキュメンタリードラマ、『復興せよ!後藤新平と大震災2400日の戦い』を見た
後藤新平のリーダーシップに、爽やかな感動すら覚えた

強力なリーダーに熱い気持ちで応え、結果を出す部下
あるべき理想の姿だと思う

仕事をしていて、人格者と呼ばれる上司、経営者が少なくなったような気がする
またそのような人格者に出会ったとしても、それに応えることが出来ない部下も少ないように思う

仕事は人それぞれ受け止め方が違うから、何が正しい姿とは一概に言えない
今の仕事を天職と信じて仕事=人生と思う人、単純に賃金を得るためと割り切って働いている人
仕事もプライベートもバランスよく取り込んでいる人、働き方、考え方は多種多様

後藤新平の周りには、情熱あふれる優秀な人材ばかりだから困難でありながらも物事は進んでいった
もちろん彼に人を惹きつける能力、魅力があってという大前提があるだろうけれど

日常に溢れているマネジメントの現場からすれば、トップその人、またそれに近い人ほど悩みは深くなる

悩みが深いのに、それを見せずに難題に立ち向かい、結果を出していく
そんな事は現実にはものすごい確率で、ない
どこの組織でも、自分のことしか考えずに不平不満、マネジメントトップもそんな部下を蔑むだけで
物事はほとんど全てが停滞

いろんな意味でいろんなことを考えさせられる内容のドキュメンタリードラマだった
自分自身、マネジメントが仕事であるため、個人的には”熱い人”に魅かれる



本題に戻る

震災に対する現在進行中の復興対策、問題山積みで先が見えない
グランドデザインも示されず、小手先ばかりの後手後手対応
東北の復興、福島の原発、放射能問題も、そしてエネルギー政策の転換も未来図には描かれていない


とは言え、傍観者に回って民主党、野田総理をこき下ろすばかりでも情けない
何もしないで他人を攻撃、批判をするだけなら子供でもできる

きっと、野田総理も毎日毎日苦しいのだろうなと想像する
経済の立て直し、社会保障、安全保障、東北の復興etc、どんなに優れた政治家でも簡単に成果を出せない
課題ばかりが立ちふさがっている

ただ、妥協や調整だけで問題を処理、先送りすることだけは欲しくないなと一国民として願う
信念があって、道理に合っていて、実現可能な政策であれば、それを支持する人も多いはず


自分も何が出来るのか、今一度考えなければいけないと胸の奥を衝かれた気がするTV鑑賞だった








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