世の中が大変だ
災いの真っ只中にいられる方、心配している方、助けようとしている方、仕事として取り組まなければならない方、
直接・間接にいろんな影響を受けている方、みなそれぞれの立場で大変
そして、テレビ、ラジオ、ネットすべての通信媒体は、地震に関することでほとんど全て埋め尽くされている
その中には、感動的な話も、考えさせられる話も、怒りが湧く話も、やはり様々だ
それら一つ一つの話を冷静に客観的に受け止める
こんな時だから自分はどうすべきかと
本日は休日だったため、我が家も日常生活の買出しに出かけた
重たいもの嵩張るものは専業主婦の奥さんには普段買いに行けないので、毎週行う普通の買い出しだ
ガソリンが少ないため、車が使えない
そのため夫婦揃って近所のスーパー巡りに徒歩で出かけた
普段はコンビニくらいしか行かないので、スーパーに出かけて本当に商品が少ないことを実感した
陳列棚がこんなにスカスカな状態なんて、記憶を遡ってもないかもしれない
トイレットペーパーがもう家にないので、出来れば買いたかったけれど、やはりなかった
その代わり5個セットの箱ティッシュが買えた
お一人さま一個という制限だけど、他人のフリしてレジに並べばもうひとつ買えたのかもしれない
でも、もちろんそんなことはしたくないから、我が家の買い物はそれだけ
制限を特に明示していないお店もたまにある(常識で判断してということなのだろう)
つい先日も奥さんが買い物に出かけた際に、山積みのカセットガスを一人のオバサンが買い占めしている様子に
直面したとのこと
きっとそのオバサンにとっては一生分のカセットガスか…?
誰でも物流に不安のある時は、買い占めとは言わないけれど充分な備えをしておきたいと考えるのかもしれない
でも、それらがなくても少々の不便がほんの少しの間訪れるだけの話で、生死に関わる問題が生じる訳ではない
トイレットペーパーもガソリンも何もかも、じきに平常通りに販売される
電車も平常通り運行される、停電の心配も少ない
だから焦る必要なんてないじゃないか
冷静になれず自分さえよければ良いと思って行動するから、モノ不足も自らが引き起こしていることを
理解出来ないのだろう
目の前のことしか考えない、考えられない人が、自分はあたかも善人で無害のような顔をして過ごしている
けれど、決してそんなことはない
いろんな人が矛盾を抱えながら、他人の目を意識しながら、無視しながら、その人らしい行動をするのが
ふとした時に見える
誰もが少しの時間、少しだけ不便を甘受し、ほんの少し他人に優しくなれれば、いろんな問題はそれほど大きく深刻に
ならないのではないかと思う
募金も多額な現金を無理して送らなくても、コンビニで買い物した時にほんの少しの釣り銭を毎日募金箱に入れる
だけでも違ってくる
電気も水道も無意識に無駄に使っていたことに気付かされて、ほんの少し気を付ければ変わってくる
案外優しい人も世の中にはたくさんいるけれど、一方で熱しやすく冷めやすい国民性も同時に併せ持ってる
だから、最初から肩に力を入れすぎていても思いやりは長続きしなくなってしまう
だって、ほんとうに大変なのはこれからだと思うから
いつも心の隅に気を止めておいて無理なく自分が出来ることを確実にひっそりと長く続けることが大切なのでは
ないかと思う
そして、何の被害も何の影響も受けていない人は、普段の通りの生活をすればよい
誰かに迷惑かける訳ではないから、でもね...
ブログなんてやってると、ついいろんな人のブログをやはり見てしまう
こんな時に、マッタリキャンプ中♪、円高で洋物テントが安く買えますよ♪…結構ビックリ
こんな円高だと巡り巡って君の勤めてる会社も潰れるかもしれないよ...
ある意味不便な生活をたまに楽しむのがキャンプの側面なのかもしれないのだから、何もこんな時まで...
我が家も本当はこの3連休に7ヶ月ぶりのキャンプに出かける予定だった
行こうと思えば行けない訳ではない
でも今はとてもそんな気分になれない、ただそれだけのことで見送った
ただ単純に自分を良く分かってない人が多いのだ
そのような人を何と呼べば良いのか適当な言葉が浮かばないけれど、要するに、我欲が強過ぎるのだ
”it made my day”
欲深過ぎる人には、理解が出来ない言葉かもしれない