人生の折り返し地点に来て、最近よく考えること
本当に自分のしたいことは何なのかと
不惑の歳は実は迷ってばかり
今まで立ち止まることなく、とにかく走り続けてきて、ふとした時にこれで良かったのだろうかと
考えてしまった
大学を卒業し就職をして、スキルも収入もポストも成果を出し続けた
家族を持ってセレブとは程遠いけれど、奥さんを働かせなければ生活に困るような思いをさせたことも
一度もない
でも、考えてしまった
他人の理想や夢の実現のために、生きてきたのかもしれない
生き方には正解なんてないだろう
自分が満足していれば、それが正解なのだから
haveとbeの生き方
お金、地位、モノ、何かを持っているからカッコいいと考えるhaveという生き方
他人の価値観に振り回されず、損得抜きに好きだからやり続けることに価値を見出すbeという生き方
beの生き方でありたいと思ってきたけれども、結局は中途半端な生き方をしている
自分の信じる道を突き進んできたつもりが、他人の評価をいつも気にして、それに見合った報酬の多寡に
拘泥していた自分を薄っぺらい存在に感じ始めた
結果は自ずとついてくるものと君子のように泰然とは過ごせなかった
自分の考えを通すために、根回しをし、妥協し、迎合し、他人のために成果を出し続けることに
疑いもなかった
世の中にはやはり同じような気持ちになっている中高年が多いようで、
40歳、50歳までにしておきたいこと、といったテーマの書籍が数多く出版されていることに
最近気づいた
自分がどうあるべきか、なんてとうに答えを出して生きてきたつもりが
案外そうでなかったことに自分をとても情けなく感じる
人生は簡単にリセットなんてできないけれど、どこかで変化しなければ、
あっという間に時間だけが過ぎ去ってしまう
焦りながらも、冷静に考えなければならない時が近づいているのだと頭を整理しつつある